X(Twitter)DM解放とは?設定方法と注意点、送れない時の対処法を解説

Twitter(X)

X(Twitter)の「DM解放」という言葉、よく耳にするけれど具体的な設定方法やメリットが分からないという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、DM解放の設定手順から、なぜかDMが送れない時の原因と対策、そして解放することのメリット・デメリットまでを徹底解説します。

DM機能を賢く活用して、より快適で広がりやのあるX(Twitter)ライフを送りましょう。

X(Twitter)のDM解放とは?基本を理解する

DM解放で何ができる?

DM解放とは、自分がフォローしていないアカウントからもDM(ダイレクトメッセージ)を受信できるようにする設定のことです。

通常、X(Twitter)のDMは相互フォローしているアカウント間でのみ送受信が可能ですが、この設定をオンにすることで「誰からでも」メッセージを受け取れるようになります。

この設定により、今まで接点のなかった人ともコミュニケーションの道が開かれ、思わぬチャンスが舞い込む可能性があります。

例えば、企業からの仕事のオファーや、同じ趣味を持つ人からの熱いメッセージなど、予期せぬ出会いが生まれるかもしれません。

特に、クリエイターやフリーランスとして活動している方にとって、窓口を広げておくことは非常に重要です。

しかし、その一方で全く知らない人からのメッセージも届くようになるため、一定のリスク管理が必要になることも事実です。

DM解放は、ご自身のX利用の目的に合わせて「広げる」か「閉じる」かを慎重に検討することが大切です。

情報発信やビジネス活用を考えているなら、DM解放は強力な武器になるでしょう。

DM解放のメリット・デメリット

DM解放には、仕事の依頼や新しい交流の機会が広がるという大きなメリットがある反面、スパムなどのリスクも高まります。

ご自身の利用状況と照らし合わせながら、メリットとデメリットを比較してみましょう。

最大のメリットは、何と言ってもコミュニケーションの入り口が大きく広がることです。

通常では繋がることができない相手とも、DMを通じて直接クローズドなやり取りができるようになります。

これは、ビジネスチャンスの拡大や新たな人脈形成に直結する可能性を秘めています。

一方で、デメリットとして挙げられるのは、迷惑メッセージやスパムのリスクが高まることです。

不特定多数のアカウントからメッセージが届くようになるため、中には怪しい勧誘や悪質なリンクを含むものが混ざる可能性があります。

そのため、DM解放をする際には、「怪しいURLは踏まない」「個人情報は教えない」といった基本的なセキュリティ意識を持つことが重要です。

X(Twitter)には迷惑メッセージを報告・ブロックする機能も備わっていますので、それらを活用しながら運用していくのが良いでしょう。

DM解放アカウントの見分け方

相手がDMを解放しているかどうかは、プロフィール画面を見ればある程度判別できます。

DM解放しているアカウントには、プロフィール画面に封筒のマーク(メッセージボタン)が表示されています。

逆に、解放していないアカウントには「フォロー」ボタンや通知ボタンのみが表示され、封筒マークが見当たらないことが多いです。

ただし、設定によってはフォローしていない人にはボタンが表示されないケースもあるため、これが全てではありません。

確実に確認するためには、実際に相手のプロフィールからメッセージを送ろうとしてみるのが一番です。

もしメッセージ作成画面に移行できれば、そのアカウントはDMを受け付けているということになります。

また、プロフィール文に「DM開放中」「お仕事の依頼はDMまで」と記載している方も多いので、そちらも判断材料になります。

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スマホアプリ版の設定手順

スマホアプリから設定する場合の手順は非常にシンプルです。

以下のステップに従って設定を確認・変更してください。

  1. X(Twitter)アプリを開き、画面左上のプロフィールアイコンをタップ
  2. メニューから「設定とサポート」→「設定とプライバシー」を選択
  3. 「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」の順にタップ
  4. 「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」のスイッチをオンにする

これで設定は完了です。フォローしていないアカウントからのメッセージも「リクエスト」として届くようになります。

設定はいつでも変更可能なので、スパムが多いと感じたら同じ手順でオフに戻すこともできます。

PCブラウザ版の設定手順

PCブラウザから設定する場合も、基本的な流れはアプリ版と同じです。

  1. X(Twitter)のウェブサイトにアクセスし、左側メニューの「もっと見る」をクリック
  2. 「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」をクリック
  3. 「ダイレクトメッセージ」を選択
  4. 「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」にチェックを入れる

これでPCからもDM解放の設定が完了します。

スマホとPCの設定は同期されているため、どちらか一方で設定すればOKです。

従来の方法からの変更点

X(Twitter)は頻繁にアップデートが行われており、設定画面の名称や配置が微妙に変わることがあります。

もし上記の手順で「ダイレクトメッセージ」の項目が見当たらない場合は、アプリが古いバージョンの可能性があります。

設定できない時は、まずアプリストアでX(Twitter)アプリを最新バージョンにアップデートしてから再度試してみてください。

また、有料プランである「X Premium(旧Twitter Blue)」に加入しているかどうかで、選択できるオプションが増える場合もあります。

基本的には「プライバシーと安全」の中にDM設定があることは変わりませんので、落ち着いて探してみましょう。

DMが送れない?考えられる原因と対策

相手がDMを解放していない

「メッセージボタンがない!」「送ろうとするとエラーになる」という場合、一番多い原因は相手がDMを解放していないことです。

X(Twitter)の仕様上、相手が許可していない限り、こちらから一方的にメッセージを送ることはできません。

この場合、相手にDMを送るためには、以下のいずれかのアクションが必要です。

  • リプライなどで「DMを送りたいのですが」と伝えて、DM解放をお願いする
  • 相手にフォローリクエストを送り、相互フォローになる

ただし、DMを解放するかどうか、フォローを返すかどうかは相手の自由です。

無理強いはせず、相手の意向を尊重したコミュニケーションを心がけましょう。

送信制限にかかっている

「今まで送れていたのに急に送れなくなった」という場合は、送信制限にかかっている可能性があります。

X(Twitter)ではスパム対策として、短時間に大量のDMを送信するアカウントに対して一時的な制限をかけています。

特に、同じ内容のコピペ文章を何人にも送ったり、URL付きのメッセージを連投したりすると制限されやすい傾向にあります。

もし制限がかかってしまった場合は、解除されるまでしばらく時間を置くしかありません。

通常は数時間〜1日程度で解除されますので、その間は送信を控えて待ちましょう。

通信環境の問題

意外と見落としがちなのが、自分自身の通信環境です。

電波が悪い場所や、不安定なWi-Fiに接続していると、メッセージの送信に失敗することがあります。

送信エラーが出た場合は、一度Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信に切り替えてみるか、場所を移動して再度試してみてください。

また、アプリの一時的な不具合という可能性もあるため、アプリの再起動や端末の再起動も有効な手段です。

DM解放時の注意点と安全対策

迷惑メッセージへの対策

DMを解放すると、どうしても避けて通れないのがスパムや迷惑メッセージです。

「簡単にお金が稼げます」「投資に興味ありませんか?」といった怪しいDMが届くようになるかもしれません。

これらの対策として最も重要なのは、「怪しいと思ったら反応しない・開かない」ことです。

特にURLが記載されている場合は、フィッシング詐欺サイトへの誘導である可能性が高いため、絶対にクリックしてはいけません。

また、知らない相手からのDMは、まず「メッセージリクエスト」という別のボックスに入ります。

ここで内容を確認し、怪しいと思ったら「削除」してしまえば、相手に既読がつくこともありません。

フィルタリング設定の活用

X(Twitter)には、不適切な内容を含むメッセージを自動的にフィルタリングする機能が備わっています。

「不適切な内容のメッセージをフィルタリングする」設定をオンにしておけば、攻撃的な言葉やスパムの可能性が高いメッセージを別フォルダに振り分けてくれます。

これにより、目にするストレスを大幅に軽減することができます。

設定画面の「ダイレクトメッセージ」内にあるフィルタリング設定を確認し、有効活用しましょう。

悪質なユーザーへの対処法

もし執拗に迷惑メッセージを送ってくるユーザーがいる場合は、迷わず「ブロック」や「報告」を行いましょう。

ブロックすれば相手はあなたにメッセージを送れなくなりますし、報告すれば運営が悪質なアカウントとして対処してくれる可能性があります。

我慢して対応する必要は全くありません。

自分の精神衛生を守るためにも、不快なユーザーは早めにシャットアウトすることが、快適なSNSライフを送るコツです。

まとめ:X(Twitter)のDM解放は慎重に

DM解放は、X(Twitter)での可能性を大きく広げてくれる便利な機能ですが、同時に自己防衛の意識も必要になります。

メリットとデメリットを正しく理解した上で、ご自身の活動スタイルに合わせて最適な設定を選んでください。

ビジネスで使うなら解放、プライベートなら相互のみ、といった使い分けも賢い選択です。

フルスピードなどの専門家のアドバイスも参考にしながら、安全かつ効果的にX(Twitter)を活用していきましょう。

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